白石鉱山
三重県

美しさ   :★★★★★
危険度  :★★★★
総合評価:★★★★★


その美しさは言葉では伝わらない。
朽ち果ててもなお白く、淡く・・・。




お金が無いので、初夜行バス。
新幹線片道分で往復出来る優れモノっ!!





・・・6時間後、もう二度と乗るもんかと名古屋到着。

なんていうか、売られた牛の気持ちが分かった。

疲れ方が半端じゃないので、お金かかかっていいから次は新幹線にしよう。
この時点で1睡もしてないのだが、
よもや地獄の0泊3日になるとは思いもしなかったのである。



名古屋で友人と合流し、ひたすら高速を走ります。
道路がやたら近代的でビックリ。


車1台やっと通れる道を、ビクビクしながら通ります。
大雑把な地図しか持ってないので、この道であってるのかな〜と不安に・・・。

といっても引き返せないんだけどね・・・。


で、暫く進むと行き止まりにぶつかる。

精確に言うと、崖崩れが起きてて進めない。

・・・よりによって崖崩れかよ・・・。

一応切り返し出来る場所があるけど、そこには先着の車が・・・。
なんとかして切り返そうとしてると、後続から車がやってくる。

終わった・・・。

2台も・・・。

しかも1台はタクシー。
何故にこんな場所ダクシーでくんだよっ(怒)

図にしてみました。


楽しい白石鉱山観光

-完-



この道をバックで帰るの嫌だよぅ・・・(泣)

スンスン泣いていると、前に止めてある車の持ち主が帰ってくる。

「この場所は崖崩れしてるから、危ないよ〜」
と。

それはみれば分かります。

とりあえず少し詰めて貰って、箱入り娘の要領で車を1台ずつ逃がしていく。
1行で書いてるけど、30分くらいかかった。

「そういえば、この先って何があるんですか?」
と、聞いてみると。

「ここは危ねーから、渓流つりが趣味の人間しかこねーよ」

「あと今は操業してねぇ鉱山があっけど、
崖崩れ起こしたむこうだしなぁ。
じゃあ、気をつけて戻れよ」
ぶろろろろ〜。

車が遠くに去っていく・・・。

さて



聞いてしまったからには、行くしかありません!!

目的地なんて、いつも最悪の場所にあるものですっ!!

念のため友人を先行させて、安全を確認してから自分も進みます(ヒドイ)。




崩落場所を抜けると、道に出ました。
自然が美しいです。





鉱山の廃墟郡を一望できる高台。
どうやら、最上階にたどり着いてしまったようです。
(普通は下から攻める)



なんか耳元がうるさいな〜、と思ったら。


蜂の巣の横で写真撮ってました。
・・・スズメバチなら今頃死んでたと思う。
(ちなみにスズメバチもブンブン飛んでたけど、この頃は気づいてなかった)








この屋根の抜け方は美しい・・・。


ガラスも程よく溶ろけて、緑色に。



高いよ〜。


まったくもってその通りだ。


下までかなり距離があります。
上から眺めると、まるでミニュチュアの様です。

再び崖を越えて、下から進入を試みます。





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