カトラス日記

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はてしない物語

「いやー、1月ぶりくらいに温かいご飯を食べたよ」
とかほざくドクターを見ると、ああ、年末進行なんだなぁ・・・と。
てゆーか休日くらい病院にいないで帰ろうよ。
3連休だったらしいし。
患者さんだって、ウチらがいない方が気楽さ!!
とか文句ブーブー言いながら仕事。

え?今日が何の日かだって?
振り替え休日でしょ、知ってる知ってる。
でもケーキは食べた。


甥っ子が本にハマってるらしく、クリスマスプレゼントにはてしない物語を要求してきた。
小学校中学年でミヒャエルエンデかよ・・・渋すぎる・・・。
映画のネバーエンディングストーリーは見たことあるのですが、原作のはて物は読んだ事ないので読んでみることに。

感想:子供に読ませてはいけない。
途中に出てくる「憂いの沼」、もう名前からして最高です。
ちなみに、一歩進むごとに心の中の憂いが大きくなって、沈んでいくという大変危ない沼・・・。
上巻の主人公アトレーユの愛馬三島由紀夫が見事にはまって、
「静聴せよ、静聴。静聴せい!!」
・・・と絶叫しながら沼の底に沈んで行った・・・。
本には書いてないけど、たぶん太宰治が身を投げたのも玉川上水じゃなくて憂いの沼だったんだと思う。
これは子供に見せられないよ・・・。
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