立川基地跡〜再訪〜 東京都 美しさ :★★ 危険度 :★★★★★ 総合評価:★★ 正式に取り壊しが決定しました。 人はどうして、古いものを壊したがるのでしょうか? 嘆いている時間もないので、前回回れなかった所を重点的に。 |
JRの東中神〜立川駅にまたがる広大な空間、そこには戦前飛行場がありました。
〜省略〜
旧立川基地跡の正式な再開発計画が決定されてしまいました。
2〜3年後に建設開始(?)らしいので、取り壊しはそれよりもずっと早いと考えられます。
恐らく今年度いっぱいには、この貴重な廃墟群も姿を消すでしょう。
今回もαの千里眼モードで撮影。
国有地の中に一歩も入ることなく、全て合法的に撮影を行っております。
どうも野良猫の通り道・・・にしては車が頻繁に走ってるっぽい。
定期的に巡回してるから、気をつけなきゃね。
前は雨降ってて恐ろしかったあの建物も・・・。
中すげー暗いよ・・・。
フラッシュ炊いても全然撮れないよ・・・。
メリケン白豚どもが使っていた建物なので、どことなくバイオハザードのステージでもおかしくない感じ。
窓からの光が無いと撮影できないので、窓の写真ばっか。
2Fのテラスから。
建物の殆どが、森に呑まれています。
こいつらの時代は終わった
これからは俺達がつくる
恐らく立川基地で一番有名なラクガキ。
見つけた瞬間爆笑で、立ち上がれなくなった。
周囲のラクガキの日付が昭和57年とかなので、自分が生まれる前のが殆ど。
植物に飲み込まれているので、近づけない建物多数。
広い・・・。
この懐かしさを覚える景色も、あと数ヶ月かと思うと残念でなりません。
生きているうちは”死”と言うものが絶対だと、
誰も疑わない物です。
でも、”死”という物も時間の前では脆い物なのかも知れません。
なんとなく、イデオンに似てる。
一気に近づきたく無くなる・・・。
ガッチガチに施錠されまてます。
壁にはびっしりとツタが。
でも、裏の扉は開いてたりします。
入り口の木々が折れていたので、割と来訪者は多いのでしょう。
中は物がびっしりで、少ししか入れませんでした。
さっきまで晴れてたのに、急に夕立が・・・。
濡れるのは嫌なので、3本煙突撮って帰ることに。
このすぐ横は昭和記念公園になります。
今まで気がつかなかったけど、東中神から見える煙突2本と、
昭和記念公園から見える3本煙突は別物たったのです。
雨の降りがとてつもなくなったので、廃アパートで雨宿り。
廃墟に来ると、いつも雨に降られます。
マンガだったら、中に殺人鬼がいるんだけどね。
外は土砂降り、そしてゴロゴロと鳴り響く雷の音。
そして、雨を避けるために入った廃屋・・・。
この出来すぎた展開で、我々は見てはいけないものを見る事になったのです・・・。
それは朽ち果てた階段の中腹・・・
ところどころ穴の開いた踊場・・・
そこにあったものは・・・
ウ○コした奴がいる!?
ドゴーンッ(雷の落ちる音)
いつ、誰が、何のために・・・
そして何故ここで・・・
幾多の時を超え、ソレは威光と、在りし日の輝きを現代に残しているのです。
我々に語りかけ、過ちを決して忘れるなt
あーっ、もう、力んでる最中落ちて死ねば良かったのに!!
中はボッコボコ。
途中ガッチリ閉じて全然開かない扉がありましたが、無視です無視。
廃墟探検時ルール:ヤバそうな物は覗かない
30分くらい雨宿りしてると、ようやく止んできました。
外も暗い時間なので、急いで戻ります。
途中かまきりの卵があったので
「かまたまじゃん」って言ったら
そういう略し方止めてくれる?
と、丸亀製麺好きの友人から真剣に怒られる。
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